「自分を一番あとにする」ことが、美徳だと思っていませんか? ―責任ある立場の方へ贈る、心の調律。
「特に、責任感の強いリーダー層や、
周囲の期待に応えようと奔走する中堅社員の方に、ぜひ読んでいただきたい内容です」
仕事でもプライベートでも、気づけば自分のことはいつも最後。
「チームの進捗」を最優先し、「上司や部下の機嫌」に配慮して、一日の業務を終える。
リーダーとして、あるいは中核メンバーとして、
自分のケアをする番が来る頃には、もう体力も気力も残っていない。
それでも「明日こそは」と自分を奮い立たせ、
今日まで現場を支え続けてこられたのではないでしょうか。
「自分の時間がほしい」が言えない理由
「少し業務量を調整したい」「今は余裕がない」 そんな一言すら、
プロフェッショナルとして口にするのをためらってしまう。
- 自分がやらなければ現場が回らない
- 周囲に弱みを見せたくない
- “頼れる存在”という期待に応え続けなければならない
そうやってまた、自分を後回しにする選択を重ねてしまう。
でも、それはあなたが「弱い」からではありません。
誰よりも組織や役割を「守ってきた」からです。
あなたが守り続けてきたもの
あなたは今日まで、自分を削ってでも「守るべきもの」を優先してきました。
- 組織の目標達成
- 部下の成長や環境
- 顧客への誠実な対応
- プロとしての責任感
「役割を果たす自分」こそが自分の価値であると、
いつの間にか思い込んでいたかもしれません。
けれど、役割が組織を生かしてきた一方で、
あなた自身を置き去りにしてきたのも、また事実です。
マナーの本質は「自分を大切にすること」から始まる
覚えていてください。
役割を完璧にこなせなくても、時には誰かの期待を横に置いたとしても、
あなたの価値は一ミリも減りません。
他者を尊重し、円滑な関係を築く「マナー」の真髄は、
まず自分自身のコンディションを整えることにあります。
燃料切れのエンジンでは、どんなに優れたリーダーシップも長くは続きません。
自分を大切にする「セルフケア・マナー」は、大きな決断から始める必要はありません。
- 反射的に「承知しました」と言う前に、一度だけ深く息を吸う
- 「今の自分の疲れ」を、客観的なデータとして無視しない
- 今日一日、自分の「限界」に対してだけは嘘をつかない
たったそれだけでいいのです。
「限界」は、新しいステージへの合図
もし今、「もう限界だ」と感じているなら、
それはキャリアの終わりではありません。
「持続可能な働き方」へとシフトするための、大切なサインです。
組織のために自分を削るのではなく、自分を大切にしながら周囲に貢献する。
そのために使う「たった1分の心の余裕」が、
これからのリーダーとしての、
そして一人の人間としての生き方を静かに変えていきます。
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