【新人スタッフの“ちょっときつい一言”にどう対応する?】現場で困らないための対応術

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部下育成

突然ですが、現場でこんな新人スタッフの言葉に、ドキッとしたことはありませんか?

  • 「それ、非効率じゃないですか?」

  • 「こっちの方が早いから!」

  • 「言ったじゃん」

  • 「前の店では常識でしたけど」

悪気はなさそうでも、なんだかモヤっとしたり、言い返したくなったりすることってありますよね。

でも、そこで感情的に返してしまうと、職場の空気が悪くなったり、信頼関係が壊れてしまうことも…。

今回は、新人からちょっとキツめの言葉が出てきたとき、先輩としてどう対応するとよいのか?をお伝えします。現場でも活用できるように、具体的なフレーズ付きでご紹介しますね。


① まずは“受け止める”

たとえ「それ、非効率じゃない?」と言われたとしても…

💬「そう思ったんだね」
💬「やり方って色々あるよね」

まずは否定せずに、意見を言ってくれたことに感謝する気持ちを忘れずに。

頭ごなしに否定すると、「もう何も言わないでおこう」と新人が心を閉ざしてしまうこともあります。

 

② 背景を聞く

💬「どうしてそう思ったの?もう少し教えてもらえる?」
💬「前の職場ではどうしてたの?」

新人スタッフには新人なりの“これまでの経験”や“価値観”があります。

意見の裏にある背景を聞くことで、ただの反発ではなく、何かしらの意図があることに気づけるかもしれません。

③ 職場の考え方・ルールを伝える

💬「うちは〇〇の理由でこのやり方にしているんだ」
💬「スピードも大切だけど、安全性や正確さも大事なんだよ」

「なぜそうしているのか」をセットで伝えると、新人も納得しやすくなります。

ただ「このやり方でやって」と言うだけでは、一方的で、納得されにくいものです。

→ここ大事!ここが抜けていることが多いです!!

④ 柔軟に受け入れる姿勢も見せる

💬「そのやり方もいいかもね。みんなで話し合ってみようか」
💬「工夫してみるのはいいことだよ」

職場のやり方を守ってもらうのは大切ですが、「工夫を歓迎する」空気があると、新人も働きやすくなります。

⑤ フォローの声かけを忘れずに

💬「この前の話、考えてみたよ」
💬「何か気になることがあったら、いつでも言ってね」

その場限りで終わらずに、継続的に声をかけていくことが信頼を育てるカギです。

🆖やってしまいがちなNG対応

言葉 なぜNG?
「新人のくせに」 上下関係を強調しすぎて反発を招く
「ここはこうなの」 理由の説明がなく、納得感がない
「そんなこと言わないで」 否定されると、新人が口をつぐむ

📌まとめ

新人の一言が“生意気”に聞こえても、そこには何かしらの理由があるはず。

大切なのは、相手の言葉の奥にある意図に耳を傾けつつ、「職場のやり方」もきちんと伝えること。

そして、怒るのではなく、育てる。

そんな姿勢が、働きやすく、育ちやすい職場をつくっていくのだと思います。

もしこの記事が「うちの現場でも使えそう」と感じたら、

研修資料も作成しますので、お気軽にお声かけください♪

RISEおびひろ